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子守話13 おむつとオムライス
たまちゃんといっしょに ほいくえんにいった おむつくんとおむつカバーちゃん。
「きょうのきゅうしょくは オムライスよ」とせんせいのこえがして、びっくり。
「ねえねえおむつくん、オムライスってなに?」
「しらないよ。おむつのなかまかな」
たまちゃんのズボンのなかで おむつくんとおむつカバーちゃんはひそひそ。
ズボンのなかからは そとのようすが みえません。
でも たまちゃんも おともだちも オムライスをもりもりたべているようです。
「おむつカバーちゃん。みんな オムライスがすきみたいだね」
「きっと オムライスは にんきものなのね」
おむつくんとおむつカバーちゃんは なまえがにている
オムライスのことがほこらしくて うれしくなりました。

「オムライスって どんなかおをしているのかな」
「みんながだいすきなオムライス、わたしもみてみたい」
おむつくんとおむつカバーちゃんは
オムライスのことばかり かんがえるようになりました。
ほいくえんからおうちにかえるあいだも
せんたくきでじゃぶじゃぶあらわれているあいだも
ものほしざおにならんで かぜにゆれているあいだも
たまちゃんのおかあさんに たたまれているあいだも。

おむつくんとおむつカバーちゃんのきもちがつうじたのか
にちようび たまちゃんのおかあさんが いいました。
「たまちゃん きょうのおひるは オムライスよ」
「わーい」とたまちゃんはバンザイをしました。
おむつくんとおむつカバーちゃんは 
ほいくえんへもっていくものの かみぶくろのなかで
ちいさくとびあがりました。
そして ふくろのふちから かおをだしました。
「みえた?」
「みえた!」
「あれがオムライス?」
おむつくんとおむつカバーちゃんはどきどきしながら
たまちゃんのおさらのうえのオムライスをみました。
きいろいたまごのぼうしをふんわりかぶったオムライス。
たまちゃんのおかあさんがケチャップでかいたかおが
にっこりわらっています。
「あ、わらってるよ」とおむつカバーちゃん。
「うん、わらってるね」とおむつくん。
「オムライスのオムは おむつのオムかな」
「だったらいいな」
「だったらいいね」
おむつくんとおむつカバーちゃんも にっこりして
オムライスのいいにおいを むねいっぱいに すいこみました。 


◆いまいまさこカフェ日記2008年02月25日(月)  マタニティオレンジ240 布おむつ歴半年に掲載。に掲載。
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by imaicafe | 2008-02-25 17:50 | story