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子守話64「ぞうさん あかくなったのおはなし」
いじわるなおうさまが おしろでかっている ぞうがいました。
おしろのにわは ひろびろとしていましたが
ぞうはなかまがいなくて ひとりぼっちで まいにち ないていました。
「おうさま どうか おしろのそとに だしてください」
ぞうは おうさまにおねがいしましたが
おうさまは おおきなぞうを おきゃくさんにじまんしたいので
ぞうを てばなしたくありませんでした。
「だめだ だめだ」
「どうしても だめでしょうか」
「そこまでいうなら おまえがあかいぞうになったら じゆうにしてやろう」
ぞうがあかくなるなんて ぜったいにむりだとおもって
おうさまは むりなちゅうもんをしたのです。ところが ぞうは
「じゃあ きょうのゆうがた もういちどおこしください
 あかいぞうに なってみせます」
ときっぱりと いってのけました。
そのひのゆうがた おうさまが にわにやってくると
そこには まっかなぞうがいました。
そのうしろには おおくて まっかな ゆうひがありました。
ぞうのからだは ゆうやけいろにそまって あかくなっていたのです。
おうさまは やくそくどおり ぞうをおしろのそとにだしてやりました。
ぞうはよどおしあるきつづけ あさがきて ひるになってもあるきつづけ
まるいちにちかかって なかまのぞうがいるのはらにたどりつきました。
ちょうど ゆうひがおちてくるじかんで
たくさんの あかいぞうが はなをふりまわして 
よくきたねと かんげいしてくれました。


◆いまいまさこカフェ日記2009年04月22日(水) 反抗期とぼやきのたま2歳8か月に掲載。
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by imaicafe | 2009-04-22 15:47 | story