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子守話86「たまちゃんの てつがく」
たまちゃんは 2さいです。
そらの うえから ちじょうに やってきて まだ2ねん。
だから ちじょうに ながく くらしている ママが 
すっかり わすれてしまっていることを まだ おぼえています。

そんなたまちゃんと おはなししながら
ママは そらの うえに いたころの とおい むかしを
おもいだします。

「たまちゃん、どうして泣いちゃったの?」
「だって、こころが、あっち」
「心があっち?」
「うん」
「心ねえ。たまちゃんの幸せって、どこにあるのかな?」
「(上を指差し)こっち」
「こっちって、どこ?」
「あたまのうえ」
「頭の上?」
「きのうのあしたの、あしたのきのう」
「昨日の明日の明日の昨日……じゃあ、夢はどこにあるの?」
「どこにもないよ」
「じゃあ、たまちゃんは、なんで生きてるの?」
「ゆめじゃないかねえ」

たまちゃんと おはなしを していると
ママは ふわふわした きもちになって
たまちゃんより さきに ねむってしまいました。

そして しあわせな ゆめを みました。


◆いまいまさこカフェ日記2009年07月02日(木) 「胸が痛い」のではなく「おっぱいが泣く」という感覚に掲載。
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by imaicafe | 2009-07-06 14:25 | story