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子守話107「そらとぶブランコ」
たまちゃんが こうえんに いくと おとこのこが ブランコの そばに
たって こまっていました。
「どうしたの」と たまちゃんが きくと
「ぼく ブランコが こわいんだ」と おとこのこ。

「だいじょうぶよ。たまちゃんが おてほんを みせてあげる」
そういって たまちゃんが ブランコを こいでみせると
「たのしそう。ぼくも やってみたいな」と おとこのこが いったので
たまちゃんと おとこのこは となりどうしの ブランコで
ならんで こいでみることにしました。

さいしょは ちいさく すこしずつ おおきく
たまちゃんが となりにいると おとこのこは こわくありません。

どんどん どんどん たかく たかく
ちょうちょさんより たかく ことりさんより たかく

すべりだいや すなばが ちいさく ちいさく なっていきます。
いつのまにか こうえんは ちいさな みどりの てんに なりました。

たまちゃんと おとこのこの ブランコは くもを つきぬけました。
「もう ぼく ぜんぜん こわくないよ」
おとこのこは すっかり ブランコが だいすきになりました。
「こんどは もとの こうえんに どうやって もどるか おしえて」と
おとこのこが いいましたが たまちゃんは わかりません。

だって ひとりで ブランコを こいでいるときは 
こんなに とおくに きたことは なかったのです。
となりに おとこのこが いるから どこまでも いける きがして
ぐんぐん こいで しまったのでした。


◆今井雅子日記2010年02月23日(火) ドラキュラとブランコ大好き、たま3歳6か月。に掲載。
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by imaicafe | 2010-02-23 01:49 | story